国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
フェノバルビタール
シオエ製薬株式会社
Phenobarbital
淡紅色の散剤
内服剤
中枢神経に対し広範な抑制作用をあらわし、催眠、鎮静作用を示します。
通常、不眠症、不安緊張状態の鎮静、てんかんのけいれん発作、自発神経発作、精神運動発作に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2023 年 11 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : フェノバルビタール散 10 %「シオエ」 主成分 : フェノバルビタール (Phenobarbital) 剤形 : 淡紅色の散剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 中枢神経に対し広範な抑制作用をあらわし、催眠、鎮静作用を示します。 通常、不眠症、不安緊張状態の鎮静、てんかんのけいれん発作、自発神経発作、精神運動発作に用いられ ます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性間欠性ポルフィリン 症がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・発作・不安緊張状態:通常、成人は 1 日 0.3 ~ 2g (主成分として 30 ~ 200mg )を 1 ~ 4 回に分けて服 用します。 不眠症:通常、成人は 1 回 0.3 ~ 2g (主成分として 30 ~ 200mg )を寝る前に服用します。 いずれも年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。 ・飲み忘れた場合は、気がついた時に 1 回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は 完全なドキュメントを読む
- 1 - **2024年2月改訂(第2版) *2023年1月改訂(第1版) 貯法:室温保存 催眠鎮静剤・抗けいれん剤 有効期間:3年 日本薬局方 フェノバルビタール散10% フェノバルビタール散 10%「シオエ」 10% Phenobarbital Powder “SIOE” 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分又はバルビツール酸系化合物に対して 過敏症の患者 2.2 急性間欠性ポルフィリン症の患者[ポルフィリン合成 が増加し、症状が悪化するおそれがある。] 2.3 ボリコナゾール、タダラフィル(肺高血圧症を適応 とする場合)、マシテンタン、チカグレロル、アル テメテル・ルメファントリン、ダルナビル・コビシ スタット、ドラビリン、イサブコナゾニウム、ミフェ プリストン・ミソプロストール、リルピビリン、 ニルマトレルビル・リトナビル、リルピビリン・ テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビン、 ビクテグラビル・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド、ダルナビル・コビシスタット・ エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド、 エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタ ビン・テノホビル アラフェナミド、ソホスブビル・ ベルパタスビル、ドルテグラビル・リルピビリン、 カボテグラビルを投与中の患者[ 10.1 参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 フェノバルビタール散 10%「シオエ」 有効成分 1g中 日本薬局方フェノバルビタール 0.1g 添加剤 ヒドロキシプロピルセルロース、 乳糖水和物、赤色 3 号アルミニウムレーキ 3.2 製剤の性状 販売名 フェノバルビタール散 10%「シオエ」 性状 淡紅色の散剤である。 4. 効能又は効果 ○ 不眠症 ○ 不安緊張状態の鎮静 ○ てんかんのけいれん発作 強 完全なドキュメントを読む