フルボキサミンマレイン酸塩錠75mg「NP」

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

有効成分:

フルボキサミンマレイン酸塩

から入手可能:

ニプロ株式会社

INN（国際名）:

Fluvoxamine maleate

医薬品形態:

黄色の錠剤、直径7.2mm、厚さ3.3mm

投与経路:

内服剤

適応症:

脳内のセロトニンの再取り込みを阻害することにより、ゆううつな気持ちや落ち込んでいる気分を和らげます。
通常、うつ病・うつ状態、強迫性障害、社会不安障害の治療に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 FLUVOXAMINE MALEATE TABLETS 75mg "NP"; シート記載: （表）FLUVOXAMINE MALEATE75mg「NP」、フルボキサミン、75
（裏）フルボキサミンマレイン酸塩75mg「NP」、フルボキサミン、75、NP-75

情報リーフレット

くすりのしおり
内服剤
2021
年
11
月改訂
薬には効果（ベネフィット）だけでなく副作用（リスク）があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名
:
フルボキサミンマレイン酸塩錠
75MG
「
NP
」
主成分
:
フルボキサミンマレイン酸塩
(Fluvoxamine maleate)
剤形
:
黄色の錠剤、直径
7.2mm
、厚さ
3.3mm
シート記載など
:
（表）
FLUVOXAMINE MALEATE75mg
「
NP
」、フルボキサ
ミン、
75
（裏）フルボキサミンマレイン酸塩
75mg
「
NP
」、フルボキサミ
ン、
75
、
NP-75
この薬の作用と効果について
脳内のセロトニンの再取り込みを阻害することにより、ゆううつな気持ちや落ち込んでいる気分を和らげ
ます。
通常、うつ病・うつ状態、強迫性障害、社会不安障害の治療に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。
用法・用量（この薬の使い方）
・あなたの用法・用量は
((

:
医療担当者記入
))
・成人：通常、成人は
1
日主成分として
50mg
を初期用量とし、
1
日
150mg
まで増量され、
1
日
2
回に
分けて服用します。年齢・症状に応じて適宜増減されます。
小児（強迫性障害）：通常、
8
歳以上の小児は
1
回主成分として
25mg
を
1
日
1
回寝る前に服用�

製品の特徴

― 1 ―
2. 禁忌（次の患者には投与しないこと）
2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.2 モノアミン酸化酵素（MAO）阻害剤（セレギリン塩
酸塩、ラサギリンメシル酸塩、サフィナミドメシル
酸塩）を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患
者［10.1参照］
2.3
ピモジド、チザニジン塩酸塩、ラメルテオン、メラ
トニンを投与中の患者［10.1参照］
3. 組成・性状
3.1 組成
販　売　名
有 効 成 分
添　加　剤
フルボキサミン
マレイン酸塩錠
25mg「NP」
1錠中
日本薬局方　フル
ボキサミンマレイ
ン酸塩　25mg
トウモロコシデンプン、
無水リン酸水素カルシ
ウム、アルファー化デ
ンプン、カルメロース
カルシウム、D-マンニ
トール、ポリビニルア
ルコール・ポリエチレ
ングリコール・グラフ
トコポリマー、酸化チ
タン、黄色三二酸化鉄、
カルナウバロウ
フルボキサミン
マレイン酸塩錠
50mg「NP」
1錠中
日本薬局方　フル
ボキサミンマレイ
ン酸塩　50mg
フルボキサミン
マレイン酸塩錠
75mg「NP」
1錠中
日本薬局方　フル
ボキサミンマレイ
ン酸塩　75mg
3.2 製剤の性状
販　売　名
性　　　状
外形・大きさ
直径
（mm）
厚さ
（mm）
重量
（mg）
識別コード
フルボキサミ
ンマレイン酸
塩錠25mg
「NP」
黄色のフィルム
コーティング錠
5.2
2.3
49.5
NP-25
フルボキサミ
ンマレイン酸
塩錠50mg
「NP」
黄色のフィルム
コーティング錠
6.2
3.0
96.9
NP-50
フルボキサミ
ンマレイン酸
塩錠75mg
「NP」
黄色のフィルム
コーティング錠
7.2
3.3
144.4
NP-75
4. 効能・効果
うつ病・うつ状態、強迫性障害、社会不安障害
5. 効能・効果に関連する注意
〈効能共通〉
5.1
抗うつ剤の投与により、24歳以下の患者で、自殺念慮、
自殺企図のリスクが増加す�