国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
フレカイニド酢酸塩
ヴィアトリス製薬株式会社
Flecainide acetate
白色の錠剤、直径7.1mm、厚さ3.2mm
内服剤
心筋のナトリウムチャネルを抑制し、心臓の興奮伝導を遅らせることにより、頻脈性の不整脈を抑えます。
通常、発作性心房細動・粗動や心室性の頻脈性不整脈の治療に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載: フレカイニド酢酸塩50mg「VTRS」、フレカイニド酢酸塩、50mg、VIATRIS、FLECAINIDE Acetate 50mg[VTRS]、フレカイニド 50 VTRS
くすりのしおり 内服剤 2023 年 12 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : フレカイニド酢酸塩錠 50MG 「 VTRS 」 主成分 : フレカイニド酢酸塩 (Flecainide acetate) 剤形 : 白色の錠剤、直径 7.1mm 、厚さ 3.2mm シート記載など : フレカイニド酢酸塩 50mg 「 VTRS 」、フレカイニド酢酸 塩、 50mg 、 VIATRIS 、 FLECAINIDE Acetate 50mg[VTRS] 、 フレカイニド 50 VTRS この薬の作用と効果について 心筋のナトリウムチャネルを抑制し、心臓の興奮伝導を遅らせることにより、頻脈性の不整脈を抑えま す。 通常、発作性心房細動・粗動や心室性の頻脈性不整脈の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。うっ血性心不全、房室ブ ロック、洞房ブロック、心筋梗塞後の不整脈、心筋梗塞、弁膜症、心筋症、肝機能障害、腎機能障害が ある。ペースメーカーを使用中である。 ・妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・発作性心房細動・粗動:通常、成人は 1 回 1 錠(主成分として 50mg )を 1 日 2 回から服用を開始 完全なドキュメントを読む
1 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 うっ血性心不全のある患者[本剤は陰性変力作用を有し、心 不全症状を更に悪化させることがある。] 2.2 高度の房室ブロック、高度の洞房ブロックのある患者[本剤 は房室伝導、洞房伝導を抑制する作用を有し、刺激伝導を更に 悪化させることがある。][9.1.2参照] 2.3 心筋梗塞後の無症候性心室性期外収縮あるいは非持続型心室 頻拍のある患者[突然死に関する臨床試験(CAST)の結果、 このような患者では本剤投与により死亡率が増加するとの報告 がある。][15.1参照] 2.4 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] 2.5 リトナビルを投与中の患者[10.1参照] 2.6 ミラベグロンを投与中の患者[10.1参照] 2.7 テラプレビルを投与中の患者[10.1参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 フレカイニド酢酸塩錠50mg 「VTRS」 フレカイニド酢酸塩錠100mg 「VTRS」 有 効 成 分 1錠中 日局 フレカイニド酢酸塩 50mg 1錠中 日局 フレカイニド酢酸塩 100mg 添 加 剤 D-マンニトール、結晶セルロース、部分アルファー化デンプン、クロス カルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム 3.2 製剤の性状 販売名 外形 識別 コード 色調等 上面 下面 側面 フレカイニド 酢酸塩錠50mg 「VTRS」 V T R S V T R S - 白色 素錠 直径 7.1mm 厚さ 3.2mm 重量 125mg フレカイニド 酢酸塩錠100mg 「VTRS」 V T R S V T R S - 白色 素錠 直径 8.6mm 厚さ 4.1mm 重量 250mg 4. 効能又は効果 下記の状態で他の抗不整脈薬が使用できないか、又は無効の場合 成人:頻脈性不整脈(発作性心房細動・粗動、心室性) 小児:頻脈性不整脈(発作性心房細動・粗動、発作性上室性、心室性) 5. 効能又は効果に関連する注意 完全なドキュメントを読む