国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ヒドロキシクロロキン硫酸塩
旭化成ファーマ株式会社
Hydroxychloroquine sulfate
白色の錠剤、長径12.9mm、短径6.2mm
内服剤
本剤は、主にリソソーム内へのヒドロキシクロロキンの蓄積によるpHの変化とそれに伴うリソソーム内の種々の機能の抑制により、全身性エリテマトーデスおよび限局的な皮膚症状のみを有する皮膚エリテマトーデス患者の皮膚症状の改善ならびに、全身性エリテマトーデス患者の倦怠感などの全身症状および筋骨格系症状を改善します。
通常、皮膚エリトマトーデス、全身性エリテマトーデスの治療に用いられます。
英語の製品名 Plaquenil Tablets 200mg; シート記載: プラケニル200、sa PLQ 200、Plaquenil 200
くすりのしおり 内服剤 2023 年 01 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : プラケニル錠 200MG 主成分 : ヒドロキシクロロキン硫酸塩 (Hydroxychloroquine sulfate) 剤形 : 白色の錠剤、長径 12.9mm 、短径 6.2mm シート記載など : プラケニル 200 、 sa PLQ 200 、 Plaquenil 200 この薬の作用と効果について 本剤は、主にリソソーム内へのヒドロキシクロロキンの蓄積による pH の変化とそれに伴うリソソーム内 の種々の機能の抑制により、全身性エリテマトーデスおよび限局的な皮膚症状のみを有する皮膚エリテマ トーデス患者の皮膚症状の改善ならびに、全身性エリテマトーデス患者の倦怠感などの全身症状および筋 骨格系症状を改善します。 通常、皮膚エリトマトーデス、全身性エリテマトーデスの治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。網膜症(ただし、 SLE 網 膜症を除く)あるいは黄斑症またはそれらの既往歴がある。低出生体重児、新生児、乳児または 6 歳未 満である。キニーネに対する過敏症、グルコース -6- リン酸脱水素酵素欠損症、ポルフィリン症、乾癬、 肝臓に障害、腎臓に障害、胃腸に障害、神経系障害、血液障害、 SLE 網膜症がある。眼障害のリスク因 子を有している。高齢の人 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性 完全なドキュメントを読む
1 1.警告 1.1 本剤の投与は、本剤の安全性及び有効性についての十分 な知識とエリテマトーデスの治療経験をもつ医師のもとで、 本療法が適切と判断される患者についてのみ実施すること。 1.2 本剤の投与により、網膜症等の重篤な眼障害が発現する ことがある。網膜障害に関するリスクは用量に依存して大 きくなり、また長期に服用される場合にも網膜障害発現の 可能性が高くなる。このため、本剤の投与に際しては、網 膜障害に対して十分に対応できる眼科医と連携のもとに使 用し、本剤投与開始時並びに本剤投与中は定期的に眼科検 査を実施すること。[2.2、7.1、7.2、8.1、11.1.1 参照] 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 網膜症(ただし、SLE網膜症を除く)あるいは黄斑症の 患者又はそれらの既往歴のある患者[副作用として網膜症、 黄斑症、黄斑変性が報告されており、このような患者に投 与するとこれらの症状が増悪することがある。][1.2、9.1.6、 11.1.1 参照] 2.3 低出生体重児、新生児、乳児又は 6 歳未満の幼児[9.7.1、 13.1、14.1.2 参照] 3.組成・性状 3.1 組成 有 効 成 分 1 錠中 ヒドロキシクロロキン硫酸塩 200mg 添 加 剤 リン酸水素カルシウム水和物、トウモロコシデンプン、 ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴー ル400、酸化チタン、ポリソルベート80、カルナウバロウ 3.2 製剤の性状 色 ・ 剤 形 白色・フィルムコーティング錠 外 形 大きさ(mm) 長径12.9、短径6.2 厚さ(mm) 4.4 質量(mg) 312.0 識別コード sa PLQ 4.効能又は効果 皮膚エリテマトーデス、全身性エリテマトーデ 完全なドキュメントを読む