国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ホリナート
大原薬品工業株式会社
Folinate
白色の錠剤、直径8.1mm、厚さ3.4mm
内服剤
この薬は、還元型葉酸製剤です。この薬自体には抗がん効果はありませんが、抗がん剤のテガフール・ウラシル配合剤といっしょに服用することにより、テガフール・ウラシル配合剤の抗がん効果を高め(ホリナート・テガフール・ウラシル療法)、がん(腫瘍)を小さくすることで症状が軽くなることが期待できます。
通常、結腸・直腸がんに用いられます。
英語の製品名 FOLINATE TABLETS 25mg "OHARA"; シート記載: ホリナート25mg「オーハラ」、食事の前後1時間をさけて服用する、Folinate25mg「OHARA」
くすりのしおり 内服剤 2017 年 06 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ホリナート錠 25MG 「オーハラ」 主成分 : ホリナート (Folinate) 剤形 : 白色の錠剤、直径 8.1mm 、厚さ 3.4mm シート記載など : ホリナート 25mg 「オーハラ」、食事の前後1時間をさけて服用 する、 Folinate25mg 「 OHARA 」 この薬の作用と効果について この薬は、還元型葉酸製剤です。この薬自体には抗がん効果はありませんが、抗がん剤のテガフール・ウ ラシル配合剤といっしょに服用することにより、テガフール・ウラシル配合剤の抗がん効果を高め(ホリ ナート・テガフール・ウラシル療法)、がん(腫瘍)を小さくすることで症状が軽くなることが期待でき ます。 通常、結腸・直腸がんに用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄抑制(白血球数など が少ない)、下痢、感染症、肝障害または既往、腎障害、心疾患または既往、消化管潰瘍または出血、 糖尿病、水痘(みずぼうそう)がある、放射線治療中、前に抗がん剤による治療を受けていた、テガ フール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤を服用中または 7 日以内に服用していた。 ・妊娠、妊娠している可能性があるまたは授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用 完全なドキュメントを読む
─ 1 ─ 2 校 ① ホ リ ナ ー ト 錠 2 5 ㎎ 「 オ ー ハ ラ 」 D 6 6 5 A 1 ペ ー ジ 1. 警告 1.1 ホリナート・テガフール・ウラシル療法は、テガフール・ ウラシル配合剤の細胞毒性を増強する療法であり、本療法に 関連したと考えられる死亡例が認められているので、緊急時 に十分に措置できる医療施設及び癌化学療法に十分な経験を 有する医師のもとで、「2.禁忌」、「9.特定の背景を有する患 者に関する注意」の項を参照して適応患者の選択を慎重に行 い実施すること。 1.2 本療法において重篤な下痢が起こることがあり、その結 果、致命的な経過をたどることがあるので、患者の状態を十 分観察し、激しい腹痛、下痢等の症状があらわれた場合に は、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、脱 水症状があらわれた場合には補液等の適切な処置を行うこ と。[8.1、11.1.4、11.1.5参照] 1.3 本療法において劇症肝炎等の重篤な肝障害、重篤な骨髄抑 制が起こることがあり、その結果、致命的な経過をたどるこ とがあるので、定期的(少なくとも1クールに1回以上、特に 投与開始から2クールは、各クール開始前及び当該クール中 に1回以上)に臨床検査(肝機能検査、血液検査等)を行うなど 患者の状態を十分観察し、副作用の早期発見に努めること。 また、肝障害の前兆又は自覚症状と考えられる食欲不振を伴 う倦怠感等の発現に十分に注意し、黄疸(眼球黄染)があらわ れた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。 [8.2、8.3、11.1.1、11.1.2参照] 1.4 本療法とテガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配 合剤との併用により、重篤な血液障害等の副作用が発現する おそれがあ 完全なドキュメントを読む