国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ホリナートカルシウム
沢井製薬株式会社
Calcium folinate
淡黄白色の錠剤、直径7.0mm、厚さ3.4mm
内服剤
テガフール・ウラシルと併用することにより、がん細胞の増殖を抑える効果を増強させます。
通常、結腸・直腸がんに対するテガフール・ウラシルの抗腫瘍効果の増強に用いられます。
英語の製品名 FOLINATE Tablets 25mg "SAWAI"; シート記載: ホリナート25mg「サワイ」、SW-FL、食事の前後1時間をさけて服用する、Folinate25mg「SAWAI」
くすりのしおり 内服剤 2017 年 06 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ホリナート錠 25MG 「サワイ」 主成分 : ホリナートカルシウム (Calcium folinate) 剤形 : 淡黄白色の錠剤、直径 7.0mm 、厚さ 3.4mm シート記載など : ホリナート 25mg 「サワイ」、 SW-FL 、食事の前後 1 時間をさけ て服用する、 Folinate25mg 「 SAWAI 」 この薬の作用と効果について テガフール・ウラシルと併用することにより、がん細胞の増殖を抑える効果を増強させます。 通常、結腸・直腸がんに対するテガフール・ウラシルの抗腫瘍効果の増強に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄抑制、下痢、感染症 を合併している。テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤使用中止後 7 日以内 ・妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 回 1 錠(ホリナートとして 25mg )を 1 日 3 回(約 8 時間ごとに)食事の前後 1 時間を 避けて、テガフール・ウラシル配合剤と同時に 28 日間連続で服用 完全なドキュメントを読む
- 1 - 4 校 ① ホ リ ナ ー ト 錠 2 5 ㎎ 「 サ ワ イ 」 : 2 1 8 X あ 1 ペ ー ジ 1. 警告 1.1 ホリナート・テガフール・ウラシル療法は、テガフー ル・ウラシル配合剤の細胞毒性を増強する療法であり、本 療法に関連したと考えられる死亡例が認められているの で、緊急時に十分に措置できる医療施設及び癌化学療法に 十分な経験を有する医師のもとで、「2.禁忌」、「9.特定の背 景を有する患者に関する注意」の項を参照して適応患者の選 択を慎重に行い実施すること。 1.2 本療法において重篤な下痢が起こることがあり、その結 果、致命的な経過をたどることがあるので、患者の状態を 十分観察し、激しい腹痛、下痢等の症状があらわれた場合 には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。ま た、脱水症状があらわれた場合には補液等の適切な処置を 行うこと。[8.1、 11.1.4、 11.1.5参照] 1.3 本療法において劇症肝炎等の重篤な肝障害、重篤な骨髄 抑制が起こることがあり、その結果、致命的な経過をたど ることがあるので、定期的(少なくとも1クールに1回以上、 特に投与開始から2クールは、各クール開始前及び当該クー ル中に1回以上)に臨床検査(肝機能検査、血液検査等)を行 うなど患者の状態を十分観察し、副作用の早期発見に努め ること。また、肝障害の前兆又は自覚症状と考えられる食 欲不振を伴う倦怠感等の発現に十分に注意し、黄疸(眼球黄 染)があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置 を行うこと。[8.2、 8.3、 11.1.1、 11.1.2参照] 1.4 本療法とテガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム 配合剤との併用により、重篤な血液障害等の副作用が発現 するおそ 完全なドキュメントを読む