国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ペニシラミン
大正製薬株式会社
Penicillamine
キャップが淡かっ色、ボディが淡黄色のカプセル剤
内服剤
鉛・水銀・銅などの重金属と結合して体外へ排出させる作用により、重金属の蓄積による症状を改善します。
通常、ウイルソン病(肝レンズ核変性症)(銅が体内にたまる病気)や鉛・水銀・銅の中毒の治療に用いられます。
英語の製品名 METALCAPTASE capsules 200mg; シート記載: T652、メタルカプターゼ、200mg
くすりのしおり 内服剤 2023 年 01 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : メタルカプターゼカプセル 200MG 主成分 : ペニシラミン (Penicillamine) 剤形 : キャップが淡かっ色、ボディが淡黄色のカプセル剤 シート記載など :T652 、メタルカプターゼ、 200mg この薬の作用と効果について 鉛・水銀・銅などの重金属と結合して体外へ排出させる作用により、重金属の蓄積による症状を改善しま す。 通常、ウイルソン病(肝レンズ核変性症)(銅が体内にたまる病気)や鉛・水銀・銅の中毒の治療に用い られます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。血液障害またはその既往 歴、腎機能障害またはその既往歴、肝機能障害がある。全身性エリテマトーデス、成長期の小児で結合 組織の代謝障害である。 ・妊娠または授乳中。 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・ウイルソン病(肝レンズ核変性症)または鉛・水銀・銅の中毒(成人):通常、成人は 1 日 5 カプセル (主成分として 1,000mg )を 1 日 1 ~数回に分けて食前空腹時に服用します。 完全なドキュメントを読む
― 1 ― 51 2022 年 8 月改訂(第 1 版) 貯法:室温保存 有効期間:5 年 日本標準商品分類番号 873929 承認番号 21900AMX00679000 販売開始 1978 年 6 月 ウイルソン病治療剤・金属解毒剤 ペニシラミン製剤 処方箋医薬品 注) 注)注意―医師等の処方箋により使用すること 1. 警告 無顆粒球症等の重篤な血液障害等が起こることがあるので、使 用上の注意に特に留意すること。[11.1.1 参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 金剤が投与されている患者[10.1 参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販 売 名 メタルカプターゼカプセル 200mg 有効成分 1 カプセル中 ペニシラミン 200mg 添 加 剤 トウモロコシデンプン ステアリン酸マグネシウム カプセル本体: ゼラチン 酸化チタン ラウリル硫酸ナトリウム 黄色 4 号(タートラジン) 赤色 3 号 青色 1 号 3.2 製剤の性状 販 売 名 識別 コード 剤 形 外形・サイズ等 メタルカプターゼ カプセル 200mg T652 キャップ部が淡かっ色、 ボディ部が淡黄色の 1 号 硬カプセル 重量(mg) 約 380 4. 効能又は効果 ○ウイルソン病(肝レンズ核変性症) ○鉛・水銀・銅の中毒 6. 用法及び用量 〈ウイルソン病(肝レンズ核変性症)〉 通常、成人にはペニシラミンとして 1 日 1,000mg を食前空腹時に 1~数回に分けて経口投与する。 なお、患者の年齢、症状、忍容性、本剤に対する反応等に応じて、 一般に 1 日量 600~1,400mg の範囲で増減し、また、投与法につい ても、連日投与、間歇投与、漸増投与法など各症例ごとに用法及び 用量を決定する。 〈鉛・水銀・銅の中毒〉 通常、成人にはペニシラミンとして 1 日 1,000mg を食前空腹時に 数回に分けて経口投与する。なお、患者の年齢、症状、忍容性、本 剤に対す 完全なドキュメントを読む