国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ロートエキス
健栄製薬株式会社
Scopolia extract
帯褐黄色〜灰黄褐色の散剤
内服剤
アセチルコリン作動域である副交感神経節と神経筋接合部に作用して抗コリン作用を示し、胃酸分泌や胃腸管の運動亢進を抑制し、また、局所麻酔作用も示し、疼痛を和らげます。
通常、胃酸過多、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、けいれん性便秘における分泌・運動亢進・痛みの治療に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2009 年 09 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ロートエキス散「ケンエー」 主成分 : ロートエキス (Scopolia extract) 剤形 : 帯褐黄色~灰黄褐色の散剤 シート記載など : この薬の作用と効果について アセチルコリン作動域である副交感神経節と神経筋接合部に作用して抗コリン作用を示し、胃酸分泌や胃 腸管の運動亢進を抑制し、また、局所麻酔作用も示し、疼痛を和らげます。 通常、胃酸過多、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、けいれん性便秘における分泌・運動亢進・痛みの治療に用い られます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、前立腺肥大によ る排尿障害、心疾患、麻痺性イレウス、潰瘍性大腸炎、甲状腺機能亢進症、高温環境にある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて 他に使用中の医薬品に注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 日 0.2 ~ 0.9g (主成分として 20 ~ 90mg )を 2 ~ 3 回に分けて服用しますが、治療を受 ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。 ・飲み忘れた 完全なドキュメントを読む
貯 法:室温保存 有効期間:3 年 規制区分 劇薬 2023 年10月改訂(第 1 版) 2.禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、 症状を悪化させることがある。] 2.2 前立腺肥大による排尿障害のある患者[更に尿を出にくく することがある。] 2.3 重篤な心疾患のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化 させるおそれがある。] 2.4 麻痺性イレウスのある患者[消化管運動を抑制し、症状を 悪化させるおそれがある。] 3.組成・性状 3.1 組成 4.効能又は効果 下記疾患における分泌・運動亢進並びに疼痛 胃酸過多、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、痙攣性便秘 6.用法及び用量 総アルカロイドとして0.95〜1.15%を含有するロートエキスと して、通常成人 1 日20〜90mgを 2 〜 3 回に分割経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 8.重要な基本的注意 視調節障害、散瞳、羞明、めまい等を起こすことがあるので、 本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に 従事させないように注意すること。 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.1 前立腺肥大のある患者(排尿障害のある患者を除く) 尿を出にくくすることがある。 9.1.2 うっ血性心不全のある患者 心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。 9.1.3 不整脈のある患者 心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。 9.1.4 潰瘍性大腸炎のある患者 中毒性巨大結腸があらわれることがある。 9.1.5 甲状腺機能亢進症のある患者 心拍 完全なドキュメントを読む