国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
イホスファミド
塩野義製薬株式会社
Ifosfamide
注射剤
注射剤
DNA合成を阻害してがん細胞の増殖を抑えることで、抗腫瘍効果を示します。
通常、肺小細胞がん、前立腺がん、子宮頸がん、骨肉腫、再発または難治性の胚細胞腫瘍(精巣腫瘍、卵巣腫瘍、性腺外腫瘍)、悪性リンパ腫の治療、および悪性骨・軟部腫瘍、小児悪性固形腫瘍(ユーイング肉腫ファミリー腫瘍、横紋筋肉腫、神経芽腫、網膜芽腫、肝芽腫、腎芽腫など)に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法に用いられます。
英語の製品名 IFOMIDE for Injection 1g; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2014 年 02 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:注射用イホマイド 1G 主成分: イホスファミド (Ifosfamide) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について DNA 合成を阻害してがん細胞の増殖を抑えることで、抗腫瘍効果を示します。 通常、肺小細胞がん、前立腺がん、子宮頸がん、骨肉腫、再発または難治性の胚細胞腫瘍(精巣腫瘍、卵 巣腫瘍、性腺外腫瘍)、悪性リンパ腫の治療、および悪性骨・軟部腫瘍、小児悪性固形腫瘍(ユーイング 肉腫ファミリー腫瘍、横紋筋肉腫、神経芽腫、網膜芽腫、肝芽腫、腎芽腫など)に対する他の抗悪性腫瘍 剤との併用療法に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎臓や膀胱に障害があ る。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・肺小細胞がん、前立腺がん、子宮頸がん、骨肉腫:通常、成人は 3 ~ 5 日間連日、点滴で静脈内に注射 または静脈内に注射します。これを 1 コースとして、 3 ~ 4 週間ごとに繰り返します。 再発また 完全なドキュメントを読む
2022年 10月改訂(第 1版) 日本標準商品分類番号 874211 承認番号 16000AMY00050000 販売開始 1985年 7月 貯 法:室温保存 有効期間:3年 抗悪性腫瘍剤 注射用イホスファミド 注)注意−医師等の処方箋により使用すること 劇薬、処方箋医薬品 注) 1.警告 〈効能共通〉 本剤とペントスタチンを併用しないこと。外国において類 縁薬であるシクロホスファミドとペントスタチンとの併用に より、心毒性が発現し死亡した症例が報告されている 1) 。 [2.1、10.1参照] 1.1 本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療 施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師 のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施 すること。適応患者の選択にあたっては、各併用薬剤の電子 添文を参照して十分注意すること。また、治療開始に先立ち、 患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を 得てから投与すること。 1.2 〈小児悪性固形腫瘍〉 小児のがん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもと で使用すること。 1.3 2.禁忌(次の患者には投与しないこと) ペントスタチンを投与中の患者 1) [1.1、10.1参照] 2.1 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者 2.2 腎又は膀胱に重篤な障害のある患者[腎障害又は出血性膀 胱炎を増悪する。][9.1.1、9.2.1、9.2.2参照] 2.3 3.組成・性状 3.1組成 販売名 注射用イホマイド 1g 有効成分 1瓶中 イホスファミド 1g 3.2製剤の性状 販売名 注射用イホマイド 1g 性状・剤形 白色の結晶性の粉末又は塊である。(注射剤) pH 4.5〜6.5 40mg/mL水溶液 浸透圧比 〔生理食塩液 に対する比〕 約 0.6 40mg/mL水溶液 4.効能・効果 〇 下記疾患の自覚的並びに他覚 完全なドキュメントを読む