酸化マグネシウム原末「マルイシ」

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

有効成分:

酸化マグネシウム

から入手可能:

丸石製薬株式会社

INN（国際名）:

Magnesium oxide

医薬品形態:

白色の粉末または粒の散剤

投与経路:

内服剤

適応症:

制酸作用があり胃酸を抑えるとともに、腸内の浸透圧を高めて腸壁から水分を引き寄せ、腸の内容物を軟化・膨張させて腸管に拡張刺激を与えることで、排便を促します。
通常、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常における制酸と症状の改善、便秘症、尿路シュウ酸カルシウム結石の発生予防に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 MAGNESIUM OXIDE POWDER "MARUISHI"; シート記載: （0.33g分包）日本薬局方酸化マグネシウム 0.33g、MI-MG 033、（0.50g分包）日本薬局方酸化マグネシウム 0.50g、MI-MG 050、（0.67g分包）日本薬局方酸化マグネシウム 0.67g、MI-MG 067、（1.0g分包）日本薬局方酸化マグネシウム 1.0g、MI-MG 100

情報リーフレット

くすりのしおり
内服剤
2018
年
05
月改訂
薬には効果（ベネフィット）だけでなく副作用（リスク）があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:酸化マグネシウム原末「マルイシ」
主成分:
酸化マグネシウム
(Magnesium oxide)
剤形:
白色の粉末または粒の散剤
シート記載など:
（
0.33g
分包）日本薬局方酸化マグネシウム
0.33g
、
MI-MG
033
、（
0.50g
分包）日本薬局方酸化マグネシウム
0.50g
、
MI-MG
050
、（
0.67g
分包）日本薬局方酸化マグネシウム
0.67g
、
MI-MG
067
、（
1.0g
分包）日本薬局方酸化マグネシウム
1.0g
、
MI-MG
100
この薬の作用と効果について
制酸作用があり胃酸を抑えるとともに、腸内の浸透圧を高めて腸壁から水分を引き寄せ、腸の内容物を軟
化・膨張させて腸管に拡張刺激を与えることで、排便を促します。
通常、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常における制酸と症状の改善、便秘症、尿路シュウ酸
カルシウム結石の発生予防に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、心機能障害、下
痢、高マグネシウム血症がある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。
用法・用量（この薬の使い方）
・あなたの用法・用量は((　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:
医療担当者�

製品の特徴

2024年1月改訂(第1版)
日本標準商品分類番号
872344，872355
22100AMX01382
承認番号
1958年10月
販売開始
貯  法：室温保存
有効期間：3年
制酸剤，緩下剤
日本薬局方 酸化マグネシウム
3. 組成・性状
3.1 組成
酸化マグネシウム原末「マルイシ」
販売名
1g中 日局酸化マグネシウム（重質酸化マグネシ
ウム）1g
有効成分
3.2 製剤の性状
酸化マグネシウム原末「マルイシ」
販売名
白色の粉末又は粒で、においはない。
水、エタノール（95）又はジエチルエーテルにほ
とんど溶けない。
希塩酸に溶ける。
空気中で湿気及び二酸化炭素を吸収する。
性状
分包0.33g：MI-MG 033
分包0.5g：MI-MG 050
分包0.67g：MI-MG 067
分包1.0g：MI-MG 100
識別
コード
4. 効能又は効果
〇下記疾患における制酸作用と症状の改善
胃・十二指腸潰瘍、胃炎（急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含
む）、上部消化管機能異常（神経性食思不振、いわゆる胃
下垂症、胃酸過多症を含む）
〇便秘症
〇尿路シュウ酸カルシウム結石の発生予防
6. 用法及び用量
〈制酸剤として使用する場合〉
酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.5〜1.0gを数回に分
割経口投与する。
〈緩下剤として使用する場合〉
酸化マグネシウムとして、通常成人1日2gを食前又は食後の
3回に分割経口投与するか、又は就寝前に1回投与する。
〈尿路シュウ酸カルシウム結石の発生予防に使用する場合〉
酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.2〜0.6gを多量の水
とともに経口投与する。
なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する。
8. 重要な基本的注意
8.1
本剤の投与により、高マグネシウム血症があらわれること
がある。特に、便秘症の患者では、腎機能が正常な場合や通
常用量以下の投与であ