Land: Japan
Sprog: japansk
Kilde: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ゾレドロン酸水和物
ノバルティス ファーマ株式会社
Zoledronic acid hydrate
注射剤
注射剤
血液の中のカルシウムの値を下げる作用があります。
通常、悪性腫瘍による高カルシウム血症の治療に用いられます。
英語の製品名 ZOMETA for i.v. infusion 4mg/100mL [hypercalcemia]; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2021 年 07 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ゾメタ点滴静注 4MG/100ML[高カルシウム血症] 主成分: ゾレドロン酸水和物 (Zoledronic acid hydrate) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 血液の中のカルシウムの値を下げる作用があります。 通常、悪性腫瘍による高カルシウム血症の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎臓が悪い。最近、抜歯 などの歯科治療を受けたことがある。または治療の予定がある。 ・妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、点滴で静脈内に注射します。 ・次回の注射が必要な場合には、少なくとも一週間の間隔をおきます。 ・効果をみながら注射する回数を決めていきます。具体的な注射回数については、医師にお聞きくださ い。 生活上の注意 ・この薬を含むビスホスホネート系薬剤を使用している人に、あごの骨の壊死、あごの骨の骨髄炎がおこ ることがあります。これらの多くが抜 Læs hele dokumentet
- 1 - 1. 警告 〈効能共通〉 1.1 本剤は点滴静脈内注射のみに用いること。また、投与 は必ず15分間以上かけて行うこと。5分間で点滴静脈内注 射した外国の臨床試験で、急性腎障害が発現した例が報 告されている。[6.、11.1.1、14.2参照] 〈悪性腫瘍による高カルシウム血症〉 1.2 高カルシウム血症による脱水症状を是正するため、輸 液過量負荷による心機能への影響を留意しつつ十分な補 液治療を行った上で投与すること。[11.1.2参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分又は他のビスホスホネート系薬剤に対し、 過敏症の既往歴のある患者 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 ゾメタ点滴静注4mg/100mL 有効成分 1 ボトル(100mL)中ゾレドロン酸水和物4.264mg (ゾレドロン酸として4.0mg) 添加剤 D-マンニトール 5100.0mg クエン酸ナトリウム水和物 24.0mg 3.2 製剤の性状 販売名 ゾメタ点滴静注4mg/100mL 性状 無色澄明の液 pH 6.0~7.0 浸透圧比 (生理食塩液に対する比) 約1 4. 効能又は効果 ○悪性腫瘍による高カルシウム血症 ○多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変 6. 用法及び用量 〈悪性腫瘍による高カルシウム血症〉 通常、成人には1ボトル(ゾレドロン酸として4mg)を15分 以上かけて点滴静脈内投与する。なお、再投与が必要な場合 には、初回投与による反応を確認するために少なくとも1週 間の投与間隔をおくこと。 〈多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変〉 通常、成人には1ボトル(ゾレドロン酸として4mg)を15分 以上かけて3~4週間間隔で点滴静脈内投与する。 7. 用法及び用量に関連する注意 〈悪性腫瘍 Læs hele dokumentet