Land: Japan
Sprache: Japanisch
Quelle: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ダナパロイドナトリウム
ネオクリティケア製薬株式会社
Danaparoid sodium
注射剤
注射剤
血液の第Xa因子の阻害作用により血液を固まりにくくし、血管の中に血栓ができるのを防ぎます。
通常、汎発性血管内血液凝固症(DIC)に使用されます。
英語の製品名 ORGARAN Intravenous Injection 1250U; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2018 年 12 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:オルガラン静注 1250 単位 主成分: ダナパロイドナトリウム (Danaparoid sodium) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 血液の第 Xa 因子の阻害作用により血液を固まりにくくし、血管の中に血栓ができるのを防ぎます。 通常、汎発性血管内血液凝固症( DIC )に使用されます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している。血液透析 が必要。肝障害。出血する可能性が高い。ヘパリン起因性血小板減少症( HIT )の既往歴があり、ヘパ リン抗体と本剤との交差反応性がある。脳、脊髄、眼科手術または頭部外傷後の日が浅い。腎障害。喘 息 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 日 2 回、 12 時間ごとに静脈内に注射します。 ・効果を見ながら使用期間を決めていきます。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、出血、発疹などが報告されています。このような症状 Lesen Sie das vollständige Dokument
−1− 3.組成・性状 3.1 組成 販 売 名 オルガラン ® 静注1250単位 有効成分 1 管( 1 mL)中 ダナパロイドナトリウム1,250抗第Ⅹa因子活性単位 (成分のダナパロイドナトリウムはブタの小腸粘膜抽出物 である。) 添 加 剤 乾燥亜硫酸ナトリウム 1.5mg 等張化剤 適量 pH調節剤( 2 成分) 適量 3.2 製剤の性状 販 売 名 オルガラン ® 静注1250単位 剤 形 注射剤 色 調 無色〜淡黄色澄明の注射液 pH 6.0〜7.5 浸透圧比 約 1 (生理食塩液に対する比) 4.効能又は効果 汎発性血管内血液凝固症(DIC) 6.用法及び用量 通常、成人にはダナパロイドナトリウムとして 1 回1,250抗第 Ⅹa因子活性単位を12時間ごとに静脈内注射する( 1 日量2,500 抗第Ⅹa因子活性単位)。なお、症状に応じ適宜減量する。 7.用法及び用量に関連する注意 7.1 本剤の抗第Ⅹa因子活性単位は本薬独自の標準品を用いて 測定しており、ヘパリン又は低分子ヘパリン類の抗第Ⅹa因 子活性単位と同一ではないので注意すること。 7.2 20日を越える投与は経験が少なく、安全性は確認されて いない。 8.重要な基本的注意 8.1 類薬で、脊椎・硬膜外麻酔あるいは腰椎穿刺等の併用に より、穿刺部位に血腫が生じ、神経の圧迫により麻痺に至っ たとの報告がある。このような場合に本剤を使用するとき には、患者の神経障害の徴候及び症状を十分観察し、異常 がみられた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.1 出血している患者 血友病、血小板減少性紫斑病、消化管潰瘍、脳内出血の ある患者には、治療上やむを得ないと判断される場合を 除き、投与しないこと。出 Lesen Sie das vollständige Dokument